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石垣島やその他離島周辺の海は透明度がとても高く、海の中にはカラフルな魚や珊瑚、ウミガメなどたくさんの種類の海洋生物がいます。石垣島の海の生き物の中でも1、2を争うほど人気のある生き物、それがマンタです。石垣島といえばマンタ！マンタといえば石垣島！と言われるほど石垣島はマンタの遭遇率が高い場所として知られています。こちらの特集では石垣島のマンタツアーについて、ベストシーズンやおすすめツアーなども交えて詳しくご紹介していきます。

マンタはエイの仲間で、世界最大のエイと言われています。正式には、「軟骨魚網トビエイ目イトマキエイ科イトマキエイ属」に分類される生き物ですが、堅い表現のため、世界で一番大きなエイとだけ覚えておきましょう。

マンタは熱帯・亜熱帯海域の珊瑚礁周辺に生息します。体の横幅は5～6ｍ、体重は約3tに達し、 海の表層や中層を遊泳してプランクトンを泳ぎながら捕食します。大きく口を開けながら、海水ごと吸い込みエラでこして食べています。

マンタは生態や行動にまだまだ謎が多い生物と言われています。私たちがシュノーケリングなどで彼らを見ることができる表層には、食事やマンタが自分の体についた寄生虫を魚に食べてもらうクリーニングのためにやってきますが、人に危害を加えない大人しい生き物ですので、マンタのクリーニング時間を邪魔しないようにそっと観察しましょう。

石垣島では基本的には1年中マンタがいますが、メインといえるマンタシーズンは3月～11月。 その中でも特に繁殖シーズンの9月～11月はベストシーズンと言えるでしょう。この時期はマンタに出会える数はピークを迎え、1度に何枚も姿を現す事もあります。（※マンタは1枚2枚と数えます。）

しかし冬が近づいてくると北風が強く吹き始めるので、石垣島の北部方面は海が荒れ、ボートが出せない事もしばしば。反対に夏は南風微風となりますので、海がとても穏やかです。マンタポイントまでもボートはあまり揺れずに到着する事が出来ます。

シーズンの3月～5月、10月～11月は季節の変わり目となり、風向きが変わりやすい時期となります。天候がとても変わりやすいので船が出せない場合もありますが、船長達が天候や風、海況をしっかり先まで読み取って皆さんを安全にお連れいたしますのでご安心下さい。

マンタを見に行くと言えば、ダイビングライセンスが無いとできないのでは？と思われる方もいるかもしれません。もちろん多くのダイバー憧れの生物ですからマンタポイントにはダイバーもいますが、シュノーケリングでもマンタを見ることができます。シュノーケルならばライセンスは必要ありませんので、ルールを守って気軽にマンタツアーに参加できます。お子様から年配の方まで誰もが挑戦可能です。

ダイビングですと当日飛行機に乗れないため、旅行最終日に参加が出来ないですが、シュノーケルでしたら最終日でも思いっきり遊べるのもマンタシュノーケリングツアーの大きなメリットです。

マンタのポイントではメインのマンタ以外でもウミガメも見ることができます。「海の帝王」と呼ばれる憧れのマンタに加え、「幸せの象徴」ウミガメにも会える豊かな海を思い切り堪能してください。ウミガメは優雅に手を動かし、気持ちよさそうに泳いでいる姿はこちらも気持ちよくなってしまいます。たまに息継ぎをしに海面から顔を出してくる事もあるので、ウミガメを見つけたらよく観察すると彼らの行動がとても面白いです。

マンタポイントの水深は約5～10ｍと通常のサンゴ礁シュノーケリングに比べ、やや深いポイントとなります。しかし、マンタポイントでのシュノーケリングルールとして、泳ぐ際は必ずライフジャケットやウェットスーツの着用が義務付けられており、浮力を充分に確保できますので、泳げない方でも問題ありません。（ライズ石垣島では必要な器材は全て無料レンタルしていますので手ぶらで参加OKです。）

もちろん、ツアー中にシュノーケルの講習もしっかり行いますので、初心者の方でも安心してご参加いただけます。分からない事や不安点などがあれば、どんどんスタッフに質問して下さい。シュノーケルは初心者の方でも簡単に遊べるアクティビティなので、不安を取り除いて一緒に楽しみましょう！

マンタシュノーケルツアーの子供の参加年齢は小学生以上。野生の生き物と一緒に泳ぐツアーですので、最低限の泳力と、ガイドの指示やアドバイスを理解できる必要があります。小学生以下のお子さんでも、浮き輪無しで泳げるレベルでしたらご参加が可能となる場合もありますので、お気軽にご相談ください。

マンタシュノーケリングでは、マンタを上から見る事が出来ます。優雅でダイナミックに泳ぐマンタを見つけた時は感動のひと言です。海中でゆっくり胸ビレを動かしながら泳ぐ姿には思わず見とれてしまいます。何も考えずにぼーっと見ていると、小さな悩みなんて吹き飛んでしまうぐらい神秘的。多くのダイバーを魅了する憧れのマンタにシュノーケリングで見に行きましょう！

こちらの項目ではおすすめのマンタシュノーケリングツアーをご紹介します。半日で楽しめるものから、他のアクティビティもセットになった1日中思い切り楽しめるプランもあります。ご旅行のスケジュールと照らし合わせて思い切り石垣島の海を楽しんでください！

ライズ石垣島のマンタツアーは、半日コースでもマンタはもちろん、大人気の「幻の島」上陸やサンゴ礁シュノーケリングの3か所も楽しめる贅沢プランでご用意。

大人気の絶景スポット「幻の島」上陸と、大型海洋生物「マンタ」または幸運の象徴「ウミガメ」に会いに行くシュノーケルツアー。半日で無人島上陸と憧れの海の生物を探しにいく贅沢プラン。

料金大人9,800円～/小人8,500円
所要時間約4時間

（半日）ウミガメorマンタシュノーケル＆奇跡の無人島「幻の島」上陸プラン のツアー詳細はこちらから！

プレミアムプラン。あれもこれもやりたい！という方向けに大満足のボリュームパックをご用意しています。幻の島上陸、ウミガメ/マンタシュノーケル、マリンスポーツ10種類遊び放題と盛りだくさん！こちらのコースを体験すれば、石垣島でのアクティビティはほとんど制覇と言っても過言でないくらい、人気アクティビティが詰め込まれています！当店のみ開催のオリジナルプラン。

料金大人19,800円～/小人15,000円
所要時間約8時間

（1日コース）石垣島での海遊び完全制覇！ウミガメorマンタシュノーケル＆「幻の島」上陸プラン+マリンスポーツ10種類遊び放題 のツアー詳細はこちらから！

ライズ石垣島ではシュノーケルでマンタを見に行くだけでなく、様々な人気のマリンアクティビティを組み合わせたツアーを行っています。

お時間があまりない方や当日にフライトがある方、体力に自信のない方でも気軽に参加出来る半日のマンタコース。半日でも侮るなかれです！八重山の魅力をギュッと詰め込んだコースとなっています。

マンタシュノーケルだけでなく、別ポイントの珊瑚やトロピカルフィッシュいっぱいのシュノーケル、そして海の真ん中にポツンとある砂浜で出来た奇跡の島、幻の島への上陸。この3ポイントへ半日で行ける贅沢ツアーのイメージをスケジュールと共にご紹介します。

• ご宿泊先へお迎え

  AMコース8:20

  PMコース13:00

  ご宿泊先へお迎えに上がります。（市街地エリアに限ります）
  「RISE石垣島」と書かれたボートを持ったスタッフがお待ちしております。
  レンタカーで直接集合の方は、事前にお伝えしている集合場所へお越しください。
  現地には無料駐車スペースがございます。

  

• 乗船～出港

  AMコース8:45

  PMコース13:25

  乗船していただき、当日のマンタ&幻の島ツアーの流れやボートトイレの使用方法など乗船に際しての簡単なご説明を行います。（約5分程度）　当日ご案内させていただくスタッフの自己紹介をさせていただき、さぁ出港です！

  

• マンタポイント到着

  AMコース9:35

  PMコース14:15

  出港から約35～50分ほどボートを走らせマンタポイントまたはウミガメポイントへ到着です。ポイントへ到着後は、シュノーケリングの講習をいたしますので、シュノーケル初心者の方でも安心して泳ぐことができます。講習後は、いざウミガメやマンタのいる海へシュノーケリング開始。当日の天候や直近の遭遇率を加味した上で高確率でいずれかの生き物に出会える場所に船長が向かいます。シュノーケリングポイントでの滞在時間は約50分。たっぷりと時間があるので大物生物や可愛らしい小魚の群れと泳ぐ素敵な時間をお楽しみください。

  

• 幻の島へ移動

  AMコース10:40

  PMコース15:20

  マンタシュノーケルまたはウミガメシュノーケル後は、幻の島まで移動します。幻の島周辺は周囲が浅くなり、スーパークリアーなエメラルドブルーの世界が広がっています。綺麗すぎて船から身を乗り出して見ないように気をつけてください♪幻の島へ到着後は、約30分フリータイムとなりますので、記念撮影やのんびりと八重山の海を堪能してください！

  

• ツアー終了

  AMコース12:15

  PMコース16:30

  帰港～ツアー終了となります。送迎の方はご宿泊先へお送り致します。お疲れ様でした！

  

時間帯はあくまでも目安となります。海況等により、お時間が多少前後する可能性がありますので余裕をもったスケジュールを組むことをお勧めします。当日の海況、天候により行程が反転・入れ替えする可能性があります。

石垣島で野生のマンタに会えるポイントは、島の北西部にある川平エリア。川平湾近く、川平石崎マンタポイントの中に「マンタスクランブル」と「マンタシティ」という2つのポイントがあります。石垣島市街地エリアから出港し、船で45分程の場所にあります。

マンタポイントでは、マンタが自分の体についた寄生虫を魚に食べてもらうために川平湾付近までやってきます。そのような場所をクリーニングステーションと呼びます。マンタはクリーニングステーションの上でゆっくり回ってホバリングしてくれる事もあるため、じっくりと観察できる時もあります。その時のタイミングにもよりますが、多い時は4枚5枚と沢山見られる場合もあります！

上記は石垣島でマンタが集まるポイントをご紹介しましたが、石垣島以外でもマンタが見られる場所があります。石垣島と同じ八重山諸島内の黒島や、西表島と小浜島の間にあるヨナラ水道など、時期に合わせて船長は遭遇率の高いポイントを目指します。

マンタポイントでは、そのサイズの大きさのためマンタにばかり目が行きがちですが、海の中には他にもたくさんの生き物がいます。マニアックにならないように有名な生き物を少しだけご紹介します。

ハブの70倍程の毒をもつと言われているウミヘビ。ウミヘビというと、怖いイメージがあるかと思いますが、よくよく見るとこの子たちはとても可愛いです。ウミヘビもウミガメと一緒で息を吸いに海面からヒョコっと顔を出します。細い身体をクネクネさせながら上昇し、『酸素っ♪酸素っ♪』と言わんばかりの勢いで顔を出してきます。

毒を持っていますが、彼らから噛みついてきたりはしません。どちらかと言うと人間が近づくと逃げていきますのでご安心を。だからと言ってこちらからウミヘビにちょっかいを出したり、追いかけまわしたりしないようにして下さい。私達は彼らのホームにお邪魔しています。

マンタポイントではグルクンと言う沖縄県の県魚とされているお魚が沢山います。 沖縄の居酒屋などで「グルクンのから揚げ」などをのメニューを見た事があると思います。 グルクンの和名はタカサゴ。グルクンだと分かりづらいですが、タカサゴだとピンとくる方も多いのではないでしょうか。グルクンには何種類もいて、マンタポイントで主に見れる2種類のグルクンを見ることができます。

その他にも、マンタを見つけると、そのお腹にくっついて行動しているコバンザメも見ることができます。コバンザメの頭部は吸盤となっており、マンタのお腹の部分にその吸盤で密着しています。コバンザメがくっついている理由は、エサのおこぼれをもらったり、マンタの排出物を食べるためです。マンタを発見したら、その下にいるコバンザメにも是非注目してあげて下さい。

あくまでもマンタポイントでのルールとなります。みんなでルールを守って仲良く楽しくマンタウォッチングをしましょう！

マリンアクティビティは天候や風・波の強さなどの影響を受ける遊びです。自然が相手となりますので、どうしてもツアーが中止になってしまう事もあります。

マンタポイントまでは船で石垣島の北西部を走ります。そのため、北風が強いとどうしても波が高くなり海が荒れて危険な航路となるため、中止となります。マンタツアーが中止になる場合は、風がとても強い日（特に北風）や、大きなうねりや波が高い時など、ボートを出すのに危険と判断した際は安全を1番と考え、中止となります。

また、北風以外にも、石垣島は夏至南風（カーチバイ）という夏至頃に強い南風の吹く時期があります。この時期もとても強い風が吹き、マンタポイントまで行けない場合がありますので、ご予約時は風の強さも参考にしてみて下さい。分からない場合は是非お気軽にお問い合わせください。

海況が悪く、マンタポイントまで行けないと判断した場合は「幻の島上陸＆トロピカルシュノーケルコース」に変更となります。（料金は右記の通り変更となります：大人7,300円/小人5,000円）

こちらのコースに変更になった場合でも、ライズ石垣島のスタッフが皆様を必ず楽しんでいただけるよう精一杯ご案内しますので気を落とさないで下さいm(__)m

そしてマンタポイントに行けない日でも、幻の島までは安全な航路ですのでご安心を。皆さんの安全を第一に考えてツアーを催行いたしますのでよろしくお願いします！

こちらの項目ではマンタツアーに必要な持ち物や服装などをご紹介します。マンタツアーに限らずマリンアクティビティ共通になりますので、他のツアーにご参加される方もよろしければ参考にしてください。

ここまで色々とマンタツアーについてご紹介してきましたが、もっとマンタについて知りたい！という方向けに、少しだけマニアックな解説を少しだけさせていただきます。謎の多い生き物ですが、マンタ博士になって実際に本物に会いに行きましょう！

なぜ、マンタと呼ばれるようになったのか？
その姿形がマントに似ている所からマンタ（実は英名）と呼ばれるようになりました。和名はオニイトマキエイと言います。

そんなマンタですが、これまでは「マンタ＝オニイトマキエイ」という認識で、学術的に1属1種とされていました。しかし、2009年にオニイトマキエイとは違う種類が発見され、マンタには2種類存在する事が判明されました。その新種は口の周りがオニイトマキエイより白く、大きさも少し小さめ。発見された翌年の2010年には和名ナンヨウマンタと名付けられ、石垣島にいるマンタはその特徴からナンヨウマンタという事が分かりました。

マンタの出産もなかなか見れません。マンタは魚類ですが、珍しく交尾をし、卵を体内で孵化させて子供を産みます。そんな不思議なマンタですが、お腹の部分に人間の指紋と同じように個体識別できる模様がついています。その模様の特徴から、石垣島にいるマンタはそれぞれの個体に名前がついています。「ラブ」や「ホクト」などそのお腹の模様から連想する名前がついていたりします。

石垣島は自然が豊かで海がとても綺麗な為、様々な生き物が生息しています。そんな石垣島でマンタに出会えることは本当に特別な事です。これは他の自然生物にも言える事ですが、この豊かな環境を守るため、みなさん1人1人が意識を持った行動をして、彼らのホームにお邪魔させてもらいましょう。

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