COLUMN特集記事
石垣島の現地シュノーケリングガイドが絶対伝えたい!
おすすめの17ポイント
RISE石垣島 代表
清水 皓
石垣島旅行を最高の思い出にしていただきたい!
石垣島でのシュノーケリングで絶対に知っておいていただきたいポイントをご説明させてください!
ライズ石垣島は2008年のOPEN以来、たくさんのゲストをシュノーケリングツアーでご案内してきました。私たちが日常的にご案内するこの美しい海は、石垣島旅行に来られる皆さんに自信を持って体験していただきたいと思える素晴らしい世界です。毎日様々なゲストとお会いし、お話を聞く中で、初めての石垣島旅行でシュノーケリングをする際の計画の立て方・満喫の仕方を、これから来島予定の方にも予め知っていただく必要があると感じこの記事を作成しました。
これから石垣島でのシュノーケリングを検討されている方向けに、現地シュノーケリングガイドから絶対に伝えたい17のポイントをご紹介します。誰でも石垣島でのシュノーケリングを楽しめる方法が理解できるように構成しています。比較サイト・まとめサイト等ではなかなか出てこない、現地の生の声の情報なので、ぜひ参考にしていただければと思います。
石垣島の現地シュノーケリングガイドが徹底解説!
これから石垣島旅行の計画を立てている方は、マリンアクティビティの定番で気軽にできるシュノーケリングを、ご旅行中のどこかのタイミングで行おうと考えている方が多くいらっしゃると思います。
私たち現地シュノーケリングガイドの願いは、
石垣島の海の "本当の魅力"を皆さんに感じていただきたい
"一生胸に残る" 最高の海中景色を皆さんに見ていただきたい
この思いひとつに尽きます。そして、我々シュノーケリングガイドが毎日見ている「本物の海の青さ」と「絶景」が現地ショップツアーを利用することで体験できます。現地でシュノーケリングツアーを開催するショップからのオススメになるので、どうしても商業目的と誤解を抱かれるかもしれませんが、ひとつの事実として選択肢に加えていただければ幸いです。
その願いを込めてこのページでは、
- 私たちのようなシュノーケリングツアーを開催するショップの利用を検討されている方
- 個人的にビーチなどに行って楽しむ方
などシュノーケリングを予定されている全ての方向けに、現地シュノーケリングガイドのオススメツアーも交えて解説させていただきます。
石垣島に数あるマリンショップの中の一ショップ・一店主の個人的意見とはなりますが…
この記事が皆様の素晴らしいご旅行の一助となることを願って。
1-1.現役シュノーケリングガイドがこだわる「優良シュノーケリングスポット」とは
私たちシュノーケリングガイドは以下のポイントを日々追求しています。
- サンゴや魚・生き物がたくさんいて見ている人に飽きさせない場所 = 楽しい・感動を追求
- 透明度の高い場所 = キレイを追求
- 水中に入ったらすぐにサンゴがあり魚がいる・移動のための遊泳に時間を使わない = 快適さの追求
- 潮の流れが少ない場所 = 安全性の追求
- 当日の風向きを考え、島影となる場所で波の影響を受けない場所 = 泳ぎやすさを追求
他にもショップによってこだわりがあると思いますが、私たちは日々可能な限り(気象状況が許される限り)最低限のこの5つの項目を満たすべくポイントセレクトを行っています。
1-2.写真でよく見る水中世界はショップツアーでしか行けない場所がほとんど
石垣島旅行のシュノーケリングを楽しむために、様々な情報収集をされていると思いますが、広告などの写真を見て「この場所に行きたい!」・「この中で自分も泳ぎたい!」など具体的にイメージが膨らんでいる方も多いと思います。ぜひ、実際に体感していただきたいと強く願っていますが、これらの場所は個人で行ける場所はあまりなく、自社ボートを所有しているショップツアーでしか行けない場所がほとんどとなります。
その理由は、【1-1】で前述した「優良シュノーケリングスポット」として満たす要素が、沿岸部ではなく陸上から離れた沖合いにたくさん点在しているためです。また、ボートのフットワークを駆使し、日々変わる海のコンディションに対して、最適なシュノーケリングポイントを常に選択し続けることも可能なので、海況による満足度の差が少ないのも魅力のひとつです。
CMや雑誌の撮影などで有名な砂浜でできた無人島「幻の島」などは、離島へ行く定期フェリーでも向かうことができず、個人ボートがないと行けない場所となります。
幻の島周辺は、国内でも最大規模を誇る「石西礁湖<セキセイショウコ>」と呼ばれるサンゴ礁域が広がり、まさにイメージにぴったりのロケーションと海中世界を楽しむことができます。海中国立公園に指定される大自然を堪能したい方は『幻の島上陸とトロピカルシュノーケリングが含まれるオススメツアー』をぜひご参考ください。友人旅行・ファミリー・カップル、全ての方にご提案したい満足ツアーです。
実は初心者や子供の初挑戦こそボートシュノーケリングが向いてます
ショップツアーのボートシュノーケリングだと、「初めてだから難しそう」・「沖に出るから深そう」とマイナスイメージを持たれる方もいると思います。実はこれは大きな誤解となります。もちろん多少のデメリットは存在しますが、相対的に見てはるかにメリットが大きいことをここではご説明します。
2-1.沖合いに出るからといって深い場所で泳ぐワケではない
石垣島や周辺離島の海域の地形は、沖に出れば出るほど水深が深くなるわけではありません。八重山諸島はサンゴが発達して隆起してできた島々です。島々に限らず、周辺の海の中にも隆起している場所が多々あるため、沖合いに関わらず子供でも立ててしまう程浅い場所がたくさん点在しています。そのような場所は水の質も高く、魚もたくさん群れるシュノーケリングに適したポイントとなります。
下の写真は石垣島から約20分ほど船を走らせた竹富島周辺のポイントとなります。深すぎることなく、子供もリラックスして泳いでいるのが伝わるでしょうか?
2-2.もし途中で怖くなったり疲れてしまった時は?
シュノーケリングの時間を最初から最後まで「目と心の満足」の時間とするために、ボートは、見ごたえのあるポイントのすぐ付近(または真上)に停泊しますので、ドボンと水中に入ったらその景色が広がります。もし、途中怖くなったり疲れてしまった場合はすぐに母船に戻り休憩し、再開する事も可能です。
ボートはトイレもあり石垣島の強い日差しを防ぐ日よけテントも完備しているので快適に休憩が取れます。まだ泳ぐことのできない赤ちゃんがいるファミリーでは、お父さんとお母さんが交代で泳ぎ、ご家族皆様に楽しんでいただくことができます。
2-3.シュノーケリングポイントまでのクルージングが爽快
ボートシュノーケリングツアーは、ポイントまでのクルージングで普段なかなか見ることのできない「海から見る島々の景色」を楽しむ事もできます。沖に出ると、海は様々な青色の表情を見せてくれます。ダークブルー・シアン・エメラルド・アクアと普段あまり見ることのない「ブルー」が私たちを楽しませてくれます。
幻の島上陸とトロピカルシュノーケリングツアー
奇跡の無人島「幻の島」上陸と、たくさんのトロピカルフィッシュと泳げる半日シュノーケルプランです。TVや雑誌でしか見たことのない景色を見に来ませんか?所要時間は半日なので、あまりお時間がない方にもオススメ!気軽に参加できるけど、中身は本気です!
2-4.ボートシュノーケリングで発生する唯一の心配事
ボートシュノーケリングはあげればキリがないほど魅力があり、最高の海中景色を見ることのできる大きな手段です。しかし、船でツアーを行動するため「船酔い」リスクが付きまといます。
ほとんどのショップはゲストに船酔いをさせてしまうことの無いよう、船が揺れないポイント選びを日々しています。また、適切な事前対処をするとかなりの確率で船酔いは防ぐことができますが、極度に三半規管が弱い方や、旅行の疲れが溜まり体調によっては酔いやすくなってしまう方も出てくるかもしれません。
船酔い防止の方法もまとめていますので、よろしければご参考ください。
ほとんどの方は、上記対策を行うことで船酔いすることなく楽しむことができますが、どうしても心配という方は船に乗らずに素晴らしいシュノーケリングを楽しめるツアーもあります。
人気の『青の洞窟シュノーケリングツアー』などは、その代表的なポイントとなります。ダイナミックな地形を泳いだり、洞窟内を探検したり、ジャングルを歩いたり童心に戻れるツアーですのでよろしければチェックしてみてください。
みんな意外と知らないこと。「有名ビーチスポット=優良シュノーケルポイント」ではない事実
よくインターネット検索で調べると、「石垣島のおすすめビーチ〇〇選!」や、「シュノーケリングで行きたいビーチ情報」のような比較・まとめ系のサイトが出てきます。
ぜひ足を運んでいただきたい素晴らしいビーチが石垣島や周辺離島にはたくさんあり、サイト運営会社の方が取材を行い書き起こした内容ですので、計画を立てるのに非常に便利だと思います。そのビーチに行く目的が、水辺(浅瀬)で遊んだり、写真撮影する事なのであればとても役に立つ内容です。
ただし、そのスポットに行き、上記写真のような場所を求めてシュノーケリングをするのが目的の場合は注意が必要です。紹介されている全ての場所が「シュノーケリングに適している」・「写真のような水中景色が見られる」・「安全に泳げる」という限りではありません。「陸から見てキレイ」と「泳いでキレイ」は別物。現在の特集記事で紹介されるビーチスポットの多くは「キレイで安全に泳げる」というイメージを抱きがちの表現になっていますが、毎年起きている個人シュノーケリングの事故も、よく紹介されるビーチスポット周辺で起きているのも事実です。全ての情報を鵜呑みにすることなく、見極めが必要となります。
この2つは似ているようで、常にイコールではなくこの部分の情報が欠けていては意味がありません。
では、どこのビーチがいいの?と思うかもしれませんが、答えは「毎日変わる」ということです。なぜならば、自然現象が日々変わるためです。自然を利用して楽しむのですから、私たちが自然に合わせる行動が重要になってきます。
3-1.誰でも1分でビーチシュノーケリングをより良いものにする方法
自然現象なので仕方のないことですが、日々ベストポイントは変わります。もし、あなたが行きたいビーチが見つかったら、当日出発前に、その場所が石垣島(離島)の北側なのか南側なのか、どの方角に面しているのかを確認してください。そしてその日の風向きを天気予報で調べてみてください。
もし、当日の風向きが北風で、あなたの行きたいビーチの場所が島の北側に面しているのであれば、そこには行かない方がベターです。その場所は直接風にあたる場所となりますから、当然海面は荒れています。その際は候補の中から「風と反対」の方角、南側のビーチに行くことをお勧めします。風向きと反対の方角では、陸地が風をブロックしてくれるため穏やかになることが多いです。
泳ぐ予定がなかったとしても、風があたる場所は「白波」が立ち、写真もあまり映えないことが多いです。大人の方も、家族連れの方も、ひと手間加えて快適なレジャーにしてください。なお、例年5月~10月は南寄りの風、11月~4月は北寄りの風が吹くことが多いです。
ここでは一番簡単に安全精度を上げる方法をご紹介しています。安全のためには他にもいくつかのポイントがあります。
風の向きと反対側のビーチに向かったとしても、安全が約束されている訳ではありません。場所ごとに流れ等の気を付ける要素がありますので、十分に準備をしてください。
3-2.個人でビーチシュノーケリング予定の方へ
個人的におすすめビーチに行ってビーチシュノーケリングを楽もうと計画されている方には、その際にどうしても発生してしまうデメリットをご説明します。ぜひこの部分を片隅に入れた上で、安全にお楽しみください。なお、この項目で指すビーチシュノーケリングは「波打ち際でパチャパチャ」のイメージではなく、本格的な水中世界を体感したい方向けの内容となります。
問題点としては、下記3つが挙げられます。
- 期待する水中景色に行くまでがビーチからだとあまりにも遠い
- 透明度の問題
- 潮汐の問題(満潮と干潮)
① 期待する水中景色に行くまでがビーチからだとあまりにも遠い
魚などの水中生物は、サンゴや岩礁などの隠れられる場所を好みます。そのため、そのようなサンゴ礁をまず見つけることから始まりますが、石垣島の沿岸地形のほとんどは海に入った瞬間にサンゴ礁があるのではなく、浜から約30~50mほど泳いだ場所にあります。足のつかない場所で、陸からそれだけの距離を離れるため様々なリスクが伴ってしまいます。
② 透明度の問題
シュノーケリングをする時に、透明度が高いとそれだけで癒しを与えてくれます。どこまでも海の先が見える感覚は感動すること間違いなしです。透明度が高い・低いを構成する要素は様々な条件がありますが、大きな要因のひとつに「水質の不純物」があります。沿岸は付近の雨の影響や、河川の流れ込み、沖縄特有の赤土などの影響を受けやすくなります。
③ 潮汐の問題(満潮と干潮)
石垣島の沿岸のほとんどは、岸から遠くの沖まで水深の浅い状態が続く「遠浅」の地形でできています。そのため干潮時(潮が引いている時間)は、ビーチから50~100m先まで水深が膝下くらいの泳げない場所が続くため移動のロスが非常にあります。潮が引く時間は魚もさらに沖の深場へ移動しますので、目的の場所で泳ぐためにはさらに奥へ行く必要があります。その際、泳げる水深ではありませんので歩きながら向かうことになるのですが、砂地にいる危険生物を踏みつけるなどのトラブルが起こっています。十分にご注意ください。
海は常に動いています。潮が満ちたり・引いたり、水深も刻一刻と変化していきます。もし潮が引いている状態で遠くの沖まで行ってしまった場合は、その後から徐々に潮が満ちてきて水深が深くなることを念頭にいれておかなければなりません。必ず、「タイドグラフ※1」で潮の満ち引きの時間を把握した状態で入水するようにしてください。
1 タイドグラフとは、潮の満ち引きを時間ごとに表してくれるデータグラフです。インターネットで簡単に情報を入手できます。その際、場所によって(例:沖縄本島と石垣島)大きく内容が異なりますので必ず地点登録を忘れないようにしましょう。
石垣島のシュノーケリングの楽しみ方は大きく分けて3つのスタイル
さてここからは、もっと大きなカテゴリとして石垣島でのシュノーケリングのを楽しみ方をご紹介します。石垣島では大きく分けると下記の3つのスタイルで楽しむことができます。
- 個人で計画を立ててシュノーケリングを楽しむ(ビーチエントリー※1)
- ホテルのビーチ施設でシュノーケリングを楽しむ(ビーチエントリー)
- 現地ショップツアーを利用してシュノーケリングを楽しむ(ビーチまたはボートエントリー※2)
1 ビーチエントリーとは、ビーチの浅い場所から沖に向かって泳いでいく方法です。
2 ボートエントリーとは、ボートでポイントまで向かい停泊させ、ボートを拠点として泳いでいく方法です。
上記3つのうち、あなたのイメージに合うスタイルはどれでしょうか?
既に方向性が決まっている方、またはお悩み中の方がいるかと思いますが、3つのスタイルにはそれぞれにメリット・デメリットが明確にあります。この部分が、楽しむために一番大きな選択肢となります。
4-1.個人でシュノーケリング計画を立てて楽しむ派
石垣島には非日常感溢れる素晴らしいビーチがたくさんあります。有名スポットから、地元の人しか知らない秘密のビーチまで同じ日本とは思えない景色が広がります。素敵なビーチでのんびり寝そべったり、小さなお子さんがいるファミリーは浅瀬でパチャパチャ、フォトジェニックな写真もたくさん撮れると思います。良い部分をあげればキリがないほど出てきますが問題点もあります。
問題点
- クラゲや危険生物の知識
- 風、波などを考慮した最適なビーチが毎日変わる
- リーフカレント(潮の流れが沖へ向かう流れ)の有無
- 万が一の事故時の対応
やはり、安全面の部分が一番のネックとなってきます。毎年、必ずと言っていいほど個人利用で事故が起きています。個人で楽しむ場合は、事前の知識と情報収集・地元住民のアドバイスを聞いてからにしましょう。何かが起こってしまってからでは遅いのです。楽しい思い出だけで石垣島旅行を終えていただきたい。島民全員の切なる願いです。
安全に楽しむための5か条
- 必ずライフジャケットの着用をし、浮力を確保
- ひとりでは泳がない
- 飲酒・体調不良時には行わない
- サンゴや生き物に触れない
- 地元住民から泳ぐ場所のアドバイスを聞く
万が一の海のトラブルは118番へご連絡ください。
(海上保安庁) 0980-83-0118
4-2.ホテル施設に行きシュノーケリングを楽しむ派
充実した施設、日々清掃された美しい砂浜。リゾート感を味わうにはもってこいの空間です。石垣島のビーチ施設のあるホテルは、ほとんどが宿泊客でなくても入場することができます。駐車場や更衣室・シャワーなど、必要な設備が全て揃っていることが多いです。(施設によっては有料もあるため、詳しくは直接お問合せください)クラゲ対策のネットなども標準装備で監視員のスタッフの元、安心して泳ぐことができます。
利用にあたり「快適さ」や「安全面」としての問題はありませんが、現地シュノーケリングガイドの目線としては下記の点がネックとなります。
問題点
- ポイントとして砂地の場所が多く、シュノーケリングとしての見ごたえが少し物足りない
- 魚があまりいない
- たくさんの遊泳客がいるので砂が舞い上がり濁っていることがある
- 初めてのシュノーケリングの練習にはなるが、ツアー形式ではないので講習は受けられない
水中観察というよりは、プカプカ浮かび楽しむことに適している場所だと思います。とはいえ、非日常を味わえる空間だと思うので、宿泊客でない方もお時間のある時にくつろぎに行ってみてください。
4-3.現地ショップツアーを利用してシュノーケリングを楽しむ派
石垣島にはたくさんのシュノーケリングツアーを開催するショップがあります。個人経営の店がほとんどで、それぞれにホスピタリティがあり、ショップのカラー・雰囲気が異なります。ぜひ、ご自身に合ったショップ選びをしてみてください。業者間での情報共有もあり、「安全面」と「最高の海をお見せしたい」という意識に対しては皆こだわりを持って活動しています。初めての方にはしっかりと講習もあり、ガイドが一緒に泳いで様々な水中説明もしてくれるので安心感と楽しさも抜群です。
問題点、または今後の課題としては、
乗船場所に更衣室やシャワー施設がなく、ツアー終了後、海から上がった状態で宿泊先へ戻る
この一点に尽きます。石垣島のショップツアーでは、この流れが99%を占めているといっても過言ではないほど「石垣島あるある」となっています。
石垣島のショップツアーの流れ
宿泊先へお迎え(予め水着を着用しての参加が必要です)
↓
乗船~ツアー開始
↓
ツアー終了
↓
そのままの状態で宿泊先へ送迎(各社、濡れたままで乗車できる仕様になっています)
乗船場所は公共の場なので私たちショップだけの力だけではどうすることもできないのが現状です。近年の観客増加に伴い、石垣市が動き出してくれることを皆期待し、働きかけています。お店によっては、自社ショップ内に施設を設けているところもありますが、「フライトの方限定」など施設規模はまだまだ追い付いていません。ご不便な思いをおかけしていますが、ご理解いただけますようお願いいたします。
4-4.3つのスタイルを検証!11のチェック表で比較してみよう!
チェック項目 | 個人で計画(主にビーチ) | ホテル等の施設ビーチを利用 | ショップツアー利用 |
---|---|---|---|
① 費用面 費用がかかるか・かからないか |
○ 費用なし
シュノーケル道具を持っている場合 |
○ 費用なし
シュノーケル道具を持っている場合 |
× 費用発生
(半日)6,500円前後 (1日)12,500円前後 |
② 器材持参 (シュノーケリング3点セット) |
× 持参が必要 購入の場合シュノーケル3点セットで約1万円前後 |
× 持参が必要 施設によってはレンタルあり(ただし有料) |
△ ほぼ費用なし ほとんどのショップが器材無料レンタルサービスがある |
③ 現地までの移動や駐車場 |
×
自分で向かう。駐車場施設の無いビーチも多数 |
△
自分で向かう。駐車場は完備が多い |
○
無料送迎サービスあり。一部送迎エリア外もあり。駐車場あり。 |
④ トイレや着替え・シャワー等の施設利用の有無 |
× なし 一部のビーチでは完備しているが基本なし |
△
宿泊客のみ利用可のケースもある |
△ ショップにより異なる 一部のショップは完備しているが基本なし。 |
⑤ 自由度 |
○
全て自分のタイミングで行える。 |
△
ネットで区切られた限定海域での遊泳となるため行動の制限がある |
△
ツアー形式のため、多少の時間的制限がある。 |
⑥ 船酔いの可能性 |
○
ビーチのため無し |
○
ビーチのため無し |
△
ボートツアーの場合は海況や体調によっては起こる可能性がある |
⑦ 危険生物の把握や出没ポイントの把握 |
×
石垣島の海域知識がないと難しい |
○
監視員によるアドバイス |
○
ショップ間での情報共有があるため、全域において最善の選択が可能 |
⑧ そのポイントの見どころや生き物説明 |
×
石垣島の海域知識がないと難しい |
△
ツアー形式ではないので直接的なガイドはない。 |
○
季節に応じた見どころや生き物の説明が可能。ポイントごとの知識が豊富 |
⑨ 天気・海況・透明度に応じ周辺海域のベストポイントへ移動できる |
×
石垣島の海域知識がないと難しい |
×
固定ビーチなので、悪海況の場合はクローズとなる。常に同じ場所なので、海況による満足度の差が出てしまう |
○
ボートなので海況に合わせたベストポイントの案内可能 |
⑩ 万が一事故発生時の保険等 |
× 自己責任 |
△ 原則自己責任 |
○
全ショップ加入。保険金額・内容はショップにより異なる |
⑪ 現地グルメやおすすめ観光スポットなどのプラスアルファ情報 |
× なし |
△
ツアー形式ではないので、難しい |
○
案内するツアースタッフから聞くことができる。または聞きやすい環境にある |
この図は当社独自の調査で表にしました。決して特定の施設とそのスタイルの優劣を決めるものではなく、あくまでも一般的な見解としての結果となります。そのため項目によっては該当しないのに「×」判断となっている箇所もありますこと、あらかじめご了承ください。詳しくは利用予定の施設へ直接お問合せください。
まとめ
冒頭でも述べましたが、私たち現地シュノーケリングガイドの願いは、
「石垣島の海の "魅力"を皆さんに感じていただきたい」
「 "一生胸に残る"最高の海中景色を皆さんに見ていただきたい」
この思いに尽きます。個人的な主観となりますが、ショップシュノーケリングツアーで普段見ることのできない海中景色をお楽しみいただき、ドライブしながら時には素敵なビーチで癒され、リゾート感たっぷりのホテルでのんびりしていただくのが石垣島の「海時間」を余すことなくお楽しみいただける方法だと思います。
皆様にとって素晴らしい石垣島旅行となりますように!
最後まで長文を読んでいただきありがとうござました。私たちの開催するツアーもよろしければ覗きにきてください。